☆自閉症スペクトラムって?甥っ子と叔母の日常

叔母視点から甥っ子(自閉症スペクトラム)の成長を見届けていくブログです

自閉症スペクトラムについて 気づき①

甥っ子 新生児の頃

 

甥っ子が産まれた時、私は立ち会えなかったのですが、

甥っ子の心臓が一時停止し、大変な出産だったようです。

 

甥っ子は産まれて3日目に急に引き笑いを始め、母と姉はびっくり。

赤ちゃんって生まれたばかりで声を出して笑うの?と。

 

5日で産院を退院し、我が家に里帰りした姉と再会を喜び合いました。

産まれてきたばかりの甥を見て、赤ちゃんってこんなに小さくて可愛いんだ!

と思いました。

 

妹と一緒に、ベビーベッドで眠る甥っ子を見てると癒されていました。

ずーっと見ていると、突然ビクっとして、目をばちっと開けて、両手をあげる・・・・という仕草を、一日に何回も何回も繰り返すことに気づきました。

その姿は魔法を唱えているように見えて「小さな魔法使い」のようでした。

なにも不思議に思わず、ただただ可愛いな~という気持ちしかありませんでした。

(この仕草は1歳まで続きました)

 

生後2週間経ったころ、寝ている時に急にニコーっと笑ったと思ったら、

顔が青ざめていき、名前を呼んで起こすと、肌色が元に戻る・・・ということを

繰り返すようになっていきました。

 

それから眠ると無呼吸になることが続いたために、

病院に検査入院にする事になりました。

 

4日間ほどの検査入院の結果は、「人よりも呼吸が下手・未熟」だということでした。

脳波なども見てもらいましたが、

まだ産まれたばかりのため、分からなかったそうです。

 

 それでも睡眠時に無呼吸は続き、

家族で1日ずつ交代をしながら甥っ子をみる日が続いたのでした。

はじめまして。

タサーパンダです。
20代のサラリーウーマンです。

 

甥っ子が自閉症スペクトラムと診断されたのは、3歳半の時でした。

姉は初めての出産・育児で、新米ママとして、右も左もわからないままでしたが、

何かが違う。こだわりがすごい。でもとにかく、「寝ない、寝ない、寝ない・・」

そんな毎日の中で、姉夫婦だけでは限界が来て、私含め家族みんなで支え合うようになりました。

が、大人が5人もいるのにもかかわらず、全員が疲弊していきました。

 

そんなとき「もしかしたら発達障害ではないか」と、姉が思い切って施設に電話、

予約の人がいっぱいだから、秋頃の予約になると言われていましたが、偶然にもすぐに空きが出たとのことで、施設を訪れました。

自閉症スペクトラム」と診断されたのが、甥っ子3歳半の夏でした。

 

そんなこんなで、「自閉症スペクトラム」という言葉を知り、家族みんなで泣き笑いの葛藤の毎日がはじまるのでした。